読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

Eureka!

アルキメデスの「浮力の原理」の発見の逸話ですが、 シラクサの王様から純金で金細工師につくらせたはずの王冠に不純物が混ざっていないかどうかを検証するよう命ぜられたアルキメデスが、 風呂に入ってお湯が流れ出るのを見て検証方法をひらめいたことにな…

『東京大仏物語』、ありました

『東京大仏物語』ってまぁまぁいい思いつきだなぁ、 なんて思って駄文をしたためたわけなのですが、 何とすでにネット上にそういう言葉が存在していました。 Googleで"東京大仏物語"で検索したら5件引っかかりました。 うち1件は2006年のブログ記事でした。…

『東京大仏物語』

先日(といっても3/16のことなので、もうひと月くらい前ですが)、都内の書店で『翔んで埼玉』という漫画を購入しました。 新刊本の漫画を買ったのは、遥か昔、池袋の(今はなき)芳林堂でいしいひさいちの4コマ漫画を買って以来で、かなりひさしぶりのこと…

Journal of Negative Results、存在しました!

以前のエントリーで、ネガティブな結果を報告するための論文誌、 "Journal of Negative Results"があれば、研究者が無駄な研究をしないで済むための 有益な情報源になるのでは、というお話しをしました。 ネガティブ・リザルト用のジャーナルがあれば・・・(…

空海の記憶力と修行の関係:思いつきの仮説

昨年は高野山が開山1200年の記念の年であった。 開祖である空海は100日間にも及ぶ「虚空蔵求聞持法」の修行により、経典や外国語を短期間で習得できる記憶力を習得したと伝えられている。 (注:空海は若いときから様々な活躍をしているため、生まれつき記憶…

「眠気」は危ない

昨日はブログの更新をすっかり忘れていました。更新をお待ちいただいていたみなさまには失礼いたしました。本日は昨日の分と合わせて2回更新します。 広島で起きたトンネルでの自動車事故に関する新聞記事を読みました。 事故を起こしたトラックの運転手は…

仮説検証型研究と仮説発見型研究(つぶやき)

今日は、データ分析のため散布図をたくさん見ていたのですが、あまりに数が多くて、なんだか情報がアタマから溢れ出てしまいそうな感じがしました。ふと思ったのが、今後、人工知能が発達すれば、自分がほしい情報にもっと簡単にたどり着けるのでは、という…

迷信行動:続々々

ある種の政策(金融政策など)の効果に対する誤認についてのたとえ話を思いつきました。 風邪をひいたあとにすぐ風邪薬を飲んだとします。しかし、風邪の症状はどんどん悪化します。 このとき、風邪薬を飲んだ直後から、風邪の症状が悪化するために、風邪薬…

迷信行動:続

昼間に職場の近くを歩いていたら、信号待ちのトラックが信号が青に変わっても発車せずにいるところに遭遇しました。トラックにはドライバーの他、助手席に同乗者がいて、運転手は前をじっと見ているのに、信号が変わったことに気づいていないようでした。 し…

ネガティブ・リザルト用のジャーナルがあれば・・・(2)

昨日は、日が変わってからの更新になってしまいました。 失礼いたしました。 前回のつづきです。 1905年になって、アインシュタインは今日、特殊相対性理論の名称で呼ばれる理論を提唱します。これにより、エーテルは存在しないことが明らかになりました。 …

ネガティブ・リザルト用のジャーナルがあれば・・・(1)

科学の世界にネガティブ・リザルト(negative result)というコトバがあります。たとえば、トマトに血液サラサラ効果があると期待されたとします。しかし、実際に実験をしてみたら、そのような効果は認められなかった。このような結果をネガティブ・リザルト…

眼瞼ミオキミア

以前のエントリーに、「右目にチックが出て止まらない」と書いたのですが、ようやく昨日、3週間以上悩まされたチックが出ずに済みました。(これまではチックが出ても数日でおさまっていたので、こんなにも続いたのは初めてで、それなりに困っていた(困惑…

血液1滴でアルツハイマー病診断

そういえば、2年ほど前に血液1滴でアルツハイマー病の原因物質であるβアミロイドを検知できる装置の話が出ていました。 「アルツハイマー病も血液1滴で検査」 http://news.mynavi.jp/news/2014/01/24/052/ 愛知県、国立長寿医療研究センター、豊橋技術科学…

すこし長めのひとりごと(4)

ここ数回のエントリーは結末を探りながら書いていたのですが、うまく収束していかないですね。 ときどきアタマをよぎることなのですが、脳科学や心理学ではN=1だったり、1 trial(single trial)のデータでどこまで何が言えるのかが気になっているという背景…

すこし長めのひとりごと(3)

もちろん、N=1の研究がまったくなくなったわけではありません。 たとえば2006年、Neurocaseに発表された論文は、AJ(研究報告上の仮名で、後に本名が明らかにされた)という人物の極めて優れたエピソード記憶について報告をしています。HMなどもそうですが、…

すこし長めのひとりごと(2)

続きです。 また、心理学研究の再現性は5割位という話題があります(注2)が、これは統計的な観点(注3)と手続き上の観点から考える必要があると思います(たとえば、参加者は教示をきちんと理解していたのか、ある課題に取り組むのにどのような方略を用…

すこし長めのひとりごと(1)

昨日のエントリーを書いていて、ふと、「最近、参加者数が少ない論文を見かけなくなったけど、どういう事情があるのだろうか」と思いました。その感想を膨らませたところ、ちょっと長めの文章になったので、2〜3回に分けてお届けします。まだ最後まで書き…

ふと気になったこと

体調を崩したせいで土日で二食半くらいしか食べないでいたら危うく50kgを切るところでした(汗) 酒を飲んでいるわけでもないのに二日酔いのような症状が出たのがちょっと興味深いと思い、どんな可能性があるのかをちょっと調べてみたのですが、確度の高い情…

書字スリップの記事にたくさんのアクセスをいただきました

昨日は400を超えるアクセスをいただきました。 読んでくださったみなさま、ありがとうございます。 本ブログは「はてなブログ」のもっともシンプルなプランで運営しているため、 どこから、どのような方々にアクセスいただいたのかなどは わからないのですが…

計算機社会科学に関する講演を聞いてきました(後編)

なお、質問の時間はなかったのですが、もしその時間があれば質問してみたかったことを書いておきます。 1)社会シミュレーションにもとづいて、その予想がどれくらい確からしいかを検証する大規模社会実験がおこなわれたことは過去にありますか?(事後的に…

御礼

このブログを続けていてはじめて1日あたりのアクセス数が100を超えました。 閲覧していただいているみなさま、どうもありがとうございます。

抑制までの時間を測るには・・・

昨日のエントリーでは、stop-signal課題を紹介しました。 通常、認知実験や心理物理実験では、特定の行動をとるまでの反応時間を測りますが、 反応を抑制するまでの時間はふつう測ることができません。 いつボタンを押したか、というような行為は容易に観察…

「嗅覚?」「臭覚?」どっちが正しい?

人間のもつ五感を挙げてみると・・・ 視覚(しかく) 聴覚(ちょうかく) 触覚(しょっかく) 味覚(みかく) 嗅覚(きゅうかく) です。 なお、神経科学的な観点から言えば、 第六感として「固有感覚」が挙げられます。 ところで、ごくまれに「嗅覚(きゅう…

実験をしてきました

昨日は千代田区の某所にて実験を行ってきました。 映像を見てもらい、その脳反応を調べるという実験です。 一日で12人の参加者のデータをとりました。 場所柄もあって祝日は閑散としていて実験には好適な環境でした。 参加者は大学生のみなさんで、授業と授…

あなごの握り

昨日、午前中の仕事を終え、昼過ぎに帰宅したところ、家の前の道で、喪服姿の父と出くわしました。誰か亡くなったの?と思い問いかけたところ、懇意にしていた鮨屋のご主人が亡くなったとのことでした。糖尿病で療養していたということは以前にも聞いていた…

ひとりごと

今年の春はウドを食べそこねてしまったな、と残念に思っていたのですが、なんとつい先日、近所の八百屋さんの陳列棚で「山ウド」を発見しました。 舞茸を見つけたヒトが舞って喜ぶがごとく、内心欣喜雀躍、天にも昇る気持ちだったので小躍りでもしようかと思…

ひとりごと

まだイントロ感が強いですが、じわじわと面白い記事を増やしていければと思っています。 それにしてももう6月ですね。時間が経つのは早いですね。 みなさんは春を満喫されましたでしょうか? 僕はこの春はタケノコとウドを食べそこねてしまいました。 楽しみ…