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脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

注意を向けていない製品に対する脳活動からその後の選択を予測する:前編

私たちの購買行動はときに気まぐれで予測がつきません。特定の商品を買おうと思ってお店に行き、実際にその商品を買うこともあれば、別の商品が目に入ってそちらを買ってしまうこともあります。複数の商品のいずれを買うかを悩んだ挙句ひとつを選んだものの、それを選んだ理由が選んだ本人にとっても明確でないということはザラにあります。マーケターは、アンケート調査やインタビューを行うことによって、売れるデザインやパッケージを明らかにしようと試みていますが、大きな成果が挙げられないことも多いようです。

 

さて、私たちは日々さまざまな商品を目にしています。

スーパーマーケットに行けば商品棚で食品から日用品まで多くの商品を目にします。道を歩けば道路を走るクルマが目に入るでしょう。しかし、これらの条件には大きな違いがあります。

通常、スーパーでは買う商品を決めるために、商品に注意を向けて店内を巡ります。一方、道を歩くときには、別段そのクルマを買おうと思って見ているわけではありません。

 

ここでひとつの疑問が浮かびます。道行くクルマを特に注意を向けずに見ているとき、脳はそのクルマを欲しいかどうかを注意の外側で(言わば自動的に)判断しているものでしょうか?

 

この疑問に答えるため、以下のような研究が行われました。

 

 

(明日のエントリーに続きます)