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脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

Ultimatum gameにおける均衡(お互いにとっての最善手の組)は?

Ultimatum gameは、「最後通牒ゲーム」もしくは「最終提案ゲーム」と翻訳されます。ゲーム理論で取り扱う「ゲーム」の中で、手番のあるゲームの典型例です。

 

ゲームの参加者(プレイヤー)は2人。提案者(proposer)と応答者(受け手、responder)です。この2人が決まった額のお金を分配します。ここでは、10ドルを2人で分ける状況を考えましょう。

 

1段階目に提案者が、10ドルをどう分配するかを提案します。1ドル単位で分配額を決められるとします。ここで提案者が「提案者が6ドル、応答者が4ドルの取り分」という提案を行ったとします。2段階目に応答者がその提案を受け入れれば(acceptすれば)、その分配額が実現します。つまり提案者が6ドル、応答者が4ドルを獲得します。一方、応答者がその提案を拒否すれば(rejectすれば)、どちらも何も得られません(どちらも0ドルを獲得します)。

 

さて、このゲームの参加者の利得(payoff)は自分自身が獲得した金額のみによって決まると仮定します。(つまり参加者たちは自分自身が獲得できる金額がより大きいとうれしく、またその金額以外の要素はこのゲームの利得に影響を与えない、と仮定するわけです。)このとき、このゲームにおけるお互いの最善手(の組によってきまる均衡状態)はどのようになるでしょうか?

 

みなさんも、自分であればどのような選択をするか、など考えてみてください。

 

解説は明日に続きます。