認知課題いろいろ(3)
つづきです
【認知課題(6)】単純反応時間(simple reaction time)計測課題
反応時間の速さを計測する課題です。
参加者は「yes」「no」のボタンのついた装置を渡されます。
課題では、“yes”という単語が提示されたら、可能なかぎり早く“yes”ボタンを押すよう求められます。
50個の刺激が(ISIは1〜3.5秒で)提示されます。反応時間(Reaction time, RT)はミリ秒で記録します。
【認知課題(7)】数字ヴィジランス課題(Digit vigilance task)
ヒトがどれくらい注意を向けているかを調べる課題です。
ターゲットの数字がランダムに選ばれ、常にスクリーンの右側に提示されます。
刺激の数字がスクリーンの中央に、1分間あたり80個の速さで連続して提示され、参加者は、その中の数字がターゲットと一致したら、できるだけ速く“yes”ボタンを押すように求められます。
タスクは3分間つづき、その間、45個の刺激とターゲットの数字の組み合わせが出現します。
タスクにおけるmeasureは、正答率(%)、RT(ms)、フォールスアラームの数です。