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脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

認知課題いろいろ(9)

 

認知課題の紹介、つづきです。

 

 

【認知課題(17)】焦点注意を測る課題(Focused attention課題)

 

この選択反応時間課題はBroadbent et al. (1986, 1989)によって開発された。

 

ターゲットの文字は、大文字のAかBであり、スクリーンの中央に表示される。

参加者は(周囲に提示されるディストラクターは無視して)スクリーンの中央に表示されたターゲットの出現に対してできるだけ速くかつ正確に反応するよう求められた。

 

Aに対しては左手の人差し指でボタンを押し、Bに対しては右手の人差し指で異なるボタンを押した。ターゲットの提示前に3つのwarning crossesが提示された。外側の十字は、中央から、1.02度か2.6度の視角で提示された。十字は500ミリ秒提示された後、ターゲット刺激に置き換えられる。

 

中央のターゲットは、以下をともなって提示された(1)なにもなし、(2)アスタリスク、(3)ターゲットと同じ文字、(4)ターゲットとは異なるディストラクターの文字。

2つのディストラクターはいつも同じものであり、ターゲットとaccompany lettersはいつもAかBであった。

 

参加者には10回の練習試行と、その後64試行からなる5ブロックが与えられた。

各ブロックには、32試行ずつの近い試行(視角:1.02度)と遠い試行(視角:2.60度)、32試行ずつのAかBの試行、同じ数の4つのディストラクター条件が混じっていた。

この課題は約5分間続いた。

 

平均反応時間、注意の見逃し(lapses)の数(反応時間が800ミリ秒以上の試行の回数)、エンコーディングの速さを計測する。

 

 

 

【認知課題(18)】単純反応時間計測課題(Simple reaction time課題)

Variable fore-period simple reaction time task

 

スクリーンの中央にボックスが提示される。1〜8秒の変動するインターバルで、四角がボックスの中に提示される。四角が現れたらできるだけ速く、参加者はレスポンスボタンを押す(利き手の人差し指で)。この課題は約5分間続いた。

 

 

認知課題17、18は下記文献より:

Smith, A., Sutherland, D., & Christopher, G. (2005). Effects of repeated doses of caffeine on mood and performance of alert and fatigued volunteers. Journal of Psychopharmacology, 19(6), 620-626.