脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

ふと気になったこと

体調を崩したせいで土日で二食半くらいしか食べないでいたら危うく50kgを切るところでした(汗)

酒を飲んでいるわけでもないのに二日酔いのような症状が出たのがちょっと興味深いと思い、どんな可能性があるのかをちょっと調べてみたのですが、確度の高い情報にはたどり着けませんでした。

 

ところで、いくつか記事を眺めていて感じたのは、"二日酔いのような症状"という同じコトバで語られる主観的な症状が各人皆バラバラなのではないかということです。

 

僕の場合は、(うまく言語化できないのですが)吐き気はないのですが、アタマがフワフワするような、何らかの"毒素"にやられたような感じでした。

別の方の文章では、「頭痛」「めまい」などのキーワードが見受けられました。

たしかに二日酔いといえば、頭痛・吐き気・めまいですね。

 

ふと思ったのが、第5世代コンピュータのエキスパートシステムです。

その中に病気の診断をコンピュータにやらせてしまおうという試みがありました。

コンピュータが患者の症状から病気の診断をするとなると、問診も欠かすことができないでしょう。

しかし、患者が症状の報告を文章でおこなう場合、同じコトバが同じ症状を指しているわけではないとなると、的確な診断をおこなうことはかなりの困難を伴いそうです。

 

1980年代から90年代初頭にかけての第5世代コンピュータのプロジェクトは、どちらかというと論理的な推論をコンピュータシステムにどう実装するか、という点に興味の重点があったような感じがするのですが、

現代のようなインターネット環境を前提とした上で、我々のような医療関係者でない一般の人が自身の健康状態を理解するサポートになるようなエキスパートシステム的なシステムを実現するとするとどのような可能性があるのかもふと気になったのでした。

 

 

ちなみに、webの情報を眺めていたら

"二日酔いのような症状"については、「自律神経失調症」という診断を受けやすい可能性のあることがぼんやりとわかりました。

 

僕の場合は"毒素"(←医者ではないので、ビミョーな表現お許しください(笑))にやられた感じが何なのかを知りたかったので、答えには辿りつけませんでした。

 

代わりに「胃腸風邪」なるコトバを知りました。正式な医学用語は「感染性胃腸炎」だそうです。後者は耳馴染みのあるコトバですね。風邪というと気道の炎症を含むものなので、胃腸風邪というコトバはわかりやすくはあるけれど、ちょっと不適切な用語なのではないかと感じました。喉の痛みと、腹痛・下痢を併発しているなら、上気道炎(風邪)と胃腸炎を併発している、と記述すべきなのではないか、などとシロウトながら感じた次第です。

 

なお、胃腸炎を引き起こす細菌だかウィルスだかの生み出す"毒素"が血流に乗って全身(アタマも含む)にだるさなどの症状を引き起こしているのではないかと(素人考えで)思うのですが、実際のところどうなのでしょうか?