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脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

子どもにとってシータは喜びに関連する脳活動である(らしい)

 

論文内の引用や、アブストラクトからの情報ですが、子どもにとってシータ帯域活動は喜びに関連する脳活動だと考える研究者たちがいるようです。

 

Kugler & Laub 1971によれば、4Hzの神経活動は、子ども(6ヵ月〜6歳)にとってpleasure-relatedな活動なのだそうです。パペット、動く物体、おもちゃなどを見ているときに発生すると報告しています。このような快に関するEEG反応は、大人の脳からは観察されない、子どもに特有の反応であるとのこと。

 

Orekhova et al. 2006によれば、就学前の子ども(preschooler)を対象とした調査で、おもちゃを探索する(exploration of toys)ときに前頭部の領域でシータ帯域のパワーの増加が観察されたそうです。
シータの帯域は4-8Hz(=大人と同じ)としたとのこと。(乳児の場合は3.6-5.6Hz)

 

 

参考文献:

Kugler, J., & Laub, M. (1971). “Puppet show” theta rhythm.

Electroencephalography and Clinical Neurophysiology, 31, 532–533.

 

Orekhova, E. V., Stroganova, T. A., Posikera, I. N., & Elam, M. (2006). EEG theta rhythm in infants and preschool children. Clinical Neurophysiology, 117(5), 1047-1062.