前頭部シータの発生源
課題に集中・没頭すると現れるのが
前頭部のシータ活動です。
ishiiらは、参加者に1000から7ずつ引いていくという
暗算課題をおこなわせました。
すると参加者はすぐに集中状態に入り、
シータ帯域パワーの増加が目に見えて増えました。
そのときの脳波データから電源推定をおこなったところ、
前部帯状皮質のあたりにシータの発生源があることがわかりました。
Fmシータの発見物語については以前ご紹介しましたので
そちらも併せて御覧ください。
本日もう一度更新します。
参考文献:
Ishii, R., Canuet, L., Ishihara, T., Aoki, Y., Ikeda, S., Hata, M., ... & Iwase, M. (2014). Frontal midline theta rhythm and gamma power changes during focused attention on mental calculation: an MEG beamformer analysis.