脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

行動喚起の邪魔になる要因がwebページにあると・・・

会社のwebページに、問合せ用の電話番号を載せているのに、電話がかかってきた試しがない。そんなお悩みはありませんか?

Webページの目的は、訪問者に商品やサービスの「問合せ」をしてもらう、実際に「購入」してもらうなど、行動喚起を引き起こすことにあります。

 

 

たとえば、トイレの故障や、道路でのクルマの故障など、急を要するトラブル対応に関するサービスを提供する企業では、電話などによる問合せが一般的だと考えられます。

 

Webページの目立つ場所に、電話番号を載せていても、ページ内の別の要素が視線/注意を引きつけてしまうと、肝心の電話番号に視線が行きづらくなってしまう可能性があります。

 

たとえば、「見積り無料!」のようなワードを画面の中央に目立つように配置したとすると、閲覧者の視線はそこに釘付けになりがちです。このようなロゴがクリック不能だったりすると、せっかく視線を集めても、閲覧者の行動喚起を起こせません。

 

余計な情報は排して、視線/注意を向けてもらいたい特定の要因に目が行くようなwebページづくりに視線計測は利用できる可能性があります。

 

 

【参考URL】

https://blog.kissmetrics.com/eye-tracking-studies/