FFAの活動から、顔を見ているかどうかがわかる
脳の紡錘状回顔エリア(FFA)は、顔刺激に反応する領域です。
映画やテレビなどでヒトの顔が出てくると、
FFAが活動します。
映像を見ているヒトの脳活動をfMRIでリアルタイムに
スキャンすることができると、
FFAの活動から「顔」を見ているかどうか
デコーディングすることができるのです。
技術的な面も興味深いですが、
顔エリアが独立して存在することそのものも
興味深いですね。
参考文献
Haynes, John-Dylan, and Geraint Rees. "Decoding mental states from brain activity in humans." Nature Reviews Neuroscience 7.7 (2006): 523-534.