迷信行動:続々々
ある種の政策(金融政策など)の効果に対する誤認についてのたとえ話を思いつきました。
風邪をひいたあとにすぐ風邪薬を飲んだとします。しかし、風邪の症状はどんどん悪化します。
このとき、風邪薬を飲んだ直後から、風邪の症状が悪化するために、風邪薬の服用が風邪の症状を悪化させたと誤認してしまうというのが、昨日のエントリーで紹介した政策効果の誤認のたとえとしてわかりやすいかもしれません。
(科学的なことを言えば、風邪薬には風邪を治す効果はないのですが、そこは置いておいて・・・)風邪薬が風邪の症状を抑える効果がある、という「理論」を押さえておけば、上記のような誤認はしないで済むわけですね。