脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

創造的アイデアはいつ生まれるか?

標記の内容について、

マレイ・ゲル=マンの著書『クオークジャガー』から

引用をします。

 

素粒子論の分野で顕著な業績を残したゲル=マンは、

創造性について、下記のようなことを言っています。

 

「第一に、私達は解決の得られない問題について、何日も、何週間も、何カ月も考え続け、それを克服しようとした。第二に、問題をそれ以上意識的に考えてもどうにもならないところまできた。第三に、サイクリングをしていたり、髭をそっていたり、料理をしていたり、私のように口を滑らせたりしたときに、突然、重要なアイデアが閃いた。私たちは袋小路から抜けだした」

 

これらの段階をヘルムホルツ

1.没頭期、2.潜伏期、3.啓示期

と呼びました。

 

ゲルマンは、さらに第4の段階として、

4.証明期

があるとしています。

証明の前に啓示の段階があるというのが

創造性について興味深い点だと思います。