子どもに映像コンテンツを見せたときの脳反応
子どもたちに映像を見せたときの脳活動に関する論文を探していたところ、
「話の展開に沿ってα波やθ波がピークを」見せた、とする論文を見つけました。
小学1年生2名、小学4年生1名を含む参加者に、ドラえもんやクレヨンしんちゃんの映画を見せたときの脳活動を脳波計で調べたところ、「話の展開に沿ってα波やθ波がピークを」見せたとのことです。
個々人の脳活動を見ているので、統計検定などはしていませんが、このような試みは以前(といっても18年前。そんな昔な感じはしませんが。)からされているのですね。
ちなみに子どもたちは最初脳波計に違和感を感じたそうですが、10分から20分もすると慣れたそうです。このあたりの報告は実験をする側からはありがたい情報です。
参考文献:
小田和美. (1998). 教育目的から見た脳波測定の検討. 東京女子体育大学紀要, 33, 95-101.