脳 Brain, No Life(仮)

とあるニューロベンチャー企業の研究員のつぶやきを記録するブログ

メモ:サヴァン症候群の有名な例(2)

今日はこれから実験があり、いまはプログラムの最終チェック中です。

念のため、最後までプログラムが止まらずに動くかを確認しています。

ここのところ、実験が立て込んでいて、なかなかに神経を使います。

 

 

では、サヴァン症候群の例のつづきです。

 

 

スティーブン・ウィルシャー(Stephen Wiltshire)

 

イギリスの画家。

極めて正確な写真記憶(フォトグラフィック・メモリー)の持ち主。ごく短い時間だけ見た建物や街並みを、写真等を参照することなく、記憶だけを頼りに、絵に描くことができる。

3歳のときに自閉症と診断されている。

 

建物を書く場合には、飾りや窓ガラスの数など、詳細も再現できると言われている。

 

ロンドン、東京、ニューヨークなどの街並みを短時間の観察によって記憶し、その後、記憶にもとづいて、紙の上に再現した作品も制作している。

 

 

参考URL:

https://ja.wikipedia.org/wiki/スティーヴン・ウィルシャー

 

 

ウィルシャーの絵の例:

http://farm9.static.flickr.com/8344/8251806082_8005e12c5f.jpg

 

人間の脳が、ここまで遠近法も正確に風景を記憶できるなんて、

そしてそれを紙上に再現できるなんて驚異的なことですね。

 

制作風景:

http://www.coregivers.com/blog/wp-content/uploads/2014/06/wiltshirepanorama.jpg

 

 

制作風景の映像などもネット上にあるので、

気になる方は調べてみてくださいませ。